ソーダ色の靄

ゆるめのドルオタが(主にジャニーズについて)好き勝手書くブログ

Traffic(関ジャニ∞/ジャム収録曲)の超個人的感想と考察

こんにちは


この記事では、関ジャニ∞のニューアルバム、ジャムの通常盤に収録されているTraffic(の主に歌詞)について超個人的見解を述べつつ考察していきたいと思います。※あくまで個人の感想です

 

この曲、錦戸亮さんがつくっているんですよね。私は亮ちゃんがつくる曲がもう本当に大好きで。可愛くてお洒落でお茶目で、でもちょっとキザみたいな曲って、『アイドル・錦戸亮』だからこそつくれるんだろうな...と思うともう堪らないです。
 

前記事にもちらっと書きましたが、そもそもこのタイトルの『Traffic』、交通や往来などという意味があって、これだけでも十分曲に合ったタイトルなのですが...

アルバムタイトルであるジャムを付け足してTraffic jamにすると渋滞という意味に早変わりするんです!!!

こっちの方がよりピッタリなタイトルですよね。なんとお洒落な仕掛け。ニクいね亮ちゃん。
ちなみにビースト!!も一見beast(獣)に見せ掛けてBe strong!(強くあれ!とかしっかり!とか)っていうアレなので、こういう仕掛けとか一捻りするの好きなのかなあ。好きです。

 

この曲は、パッと聴いた感じメロディー重視の洒落た曲に聴こえるのですが、よく聴くと、うまく行くことばかりじゃない人生を車の運転に擬えている歌詞になっていて。ただお洒落なだけの曲じゃなかったんです。

 

ヤス始まりなのも個人的には最高。このふたり、自分作の曲にお互いを美味しいパートにハメることが多い気がしていて、それぞれにアイドル的魅力や価値とても見出してるんだろうなって思うんです。そこに同い年、同僚感を感じていいなって勝手に思ってます。(笑)

ヤスのら行の発音可愛くてイイので、初っ端の『ダラダラ』からまず好き!!!ってなりました。パート終わりの『睨まれて』と『ブレーキ』も同じ理由でとても好きです。


beep beepは読み方そのままにビーッビーッみたいな音の擬音語なんですけど、ここではクラクションのことですね。亮ちゃんは英語の配置センスが抜群だなぁとつくづく思います。

 

続いて亮ちゃんパート。『眺めても』でちょっとがなり?気味なのがとても良い。『なるはずなんてない』でキュイン(つんく♂さん的なやつ..)ってなるのもセクシーで好きです。


ときどきとドキドキで韻踏んでて耳心地がいいのも素敵。お城みたいなホテルは、まぁラブホテルでしょうね。豪華絢爛なラブホテル、大きな道沿いにありがちですよね。田舎だけなのかな?

ドキドキするコト、っていうぼかし方もまた可愛らしくていいですね。

 

『隣のレーンの方が少し早く進んで見えてくる』、隣の芝は青い的なことでしょう。つい人のことを羨んでしまいがちなので、ドキッとした部分でもあります…

 

この次に出てくる『ハコスカ』は、68年~72年に製造されていた車のことで、簡単に言うと型落ちというか、だいぶ古めの車です。そしてこのハコスカにあえて乗っている人は、とてもこだわり派という印象があります。

対して流行りの最先端のスペックの車に乗っている主人公。そんなに快適に走れない車にこだわってあえて乗っている人に気づけば追いつかれているわけで、焦りとか、得体の知れないモヤモヤに襲われるのもわかります。


能力はあるはずなのにそれを活かせない環境に苛立つってこれまた現実でもよくあることではないでしょうか…


かなり脱線しますが、この主人公が何に乗ってるのかがとても気になりました。おそらく外車や軽ではなく、かつスペックの優れた車なんだろうけど、優れてるのは燃費?スピード?乗り心地?..じわり汗が滲むくらいステアリングを握る描写があるので、おそらく自動運転系の最先端ではなさそうです。ナンパの描写からたぶん独身なので、ファミリーカーとか大人数乗れる系でもなさそうですね。ハコスカが出てきていて対比されていることから箱型じゃない車なのかも。そして終盤にアクセル全開で加速してるのを踏まえると、個人的にはSUVかなって思ってます。トヨタC-HRとかホンダのヴェゼルとか?最新ってことと若そうを踏まえるとC-HRっぽいなあと思ったり...

 

そしてサビ。これは最後のサビと比較するとグッと良さが増すというか、意味が出てくるので、後からまとめて書きますね。

 

そして二番の頭のすばるくんのパート。『美人なお姉さん』の言い方のすけべ感が超いい!!!ここはすばるくんしかいないなぁと思うくらいすばるくんにハマりがいいパートだと思います。こんなにすけべ心をすけべにチャーミングに歌えるジャニーズって、もう二度と出てこないと思います。一番のbeep beepに引き続きTell me! がいい味出してますね。英語が入ると一気に締まる。

 

そして再び亮ちゃんパート。亮ちゃんの書く歌詞、口説き文句がちょっと回りくどくって、それが堪らなく好きです。小説っぽいというか、あまり歌詞っぽくないというか。

『ちょっと時間が許されるならこんな混雑は抜け出して』のキザ感もいい。『不埒なイメージ』って単語で純粋にお茶だけをしたいわけじゃなく、『ドキドキするコト』をしたい下心が透けて見える感じも直接的じゃなく粋ですね。

 

お尻の黄色ナンバーは軽自動車ですね。子持ちで美人で軽自動車乗り…なんとなくちょっとギャルで巻き髪でリップメイクしっかりめの美人お姉様が浮かびます...
このあとの『Baby in the car!』がなんとも亮ちゃんらしくて好きです。語感もいいし、不埒なイメージが一瞬で砕け散るガッカリ感も見えるし。あとcar!のハモりがもうたまらん。

 

Dメロ前にキキーッていうブレーキ音が入ることで、そこまでの焦燥感とかを一度リセットして、しっとり?Dメロを聴かせるのもお洒落だーー!!!
そんなDメロはとても人生に置き換えやすいですね。ヤスが、言いたい部分はDメロって言っていたけど、亮ちゃんもそうなのかもしれない。

 

『隣のレーンと同時に~』のところ、渋滞が解消されて、気持ちに余裕ができて、どんどん気分が高揚していく感じが四行にあらわれていて、聴いているこちらもテンションが上がります。
『It's time to go!』で完全に気持ちが切り替わってる感じも清々しくていい。ちなみに「もう行かなくちゃ!」みたいな意味です。疾走感ある。

 

そしてサビ。
一番とは打って変わってノリノリで。アクセル全開で躊躇う暇もなく加速!!『果てしなく続く旅路』を『暗い中でも照らしてくぜ』と能動的に自分の力で切り開いていこうという気概がいい。

 

一番との対比も目立つ部分で、『選んできたルートは間違っちゃいないよな?』が『選んできたルートは間違っちゃいないんだ』になったり、『辿り着けんのかな?』が『辿り着けるさきっと』になったり、『予想時刻がまた1分delay』が『想定外の展開も全然Okay!』になったり、『握るステアリングじわり汗が滲む』が『握るステアリング離すわけもなく』になったり、とにかく全体的に余裕と自信が出てきていて、心境の変化にグッときます。し、今までの伏線が一気に回収されたような気分になって気持ちがいいです。


極め付けは『I'll just keep driving on moving forward』『I'll just keep driving on going on my way』に変わっているところ。「とにかく前進したい、前に行きたい」という焦燥感から「我が道を行こう」に変わっているのが超いい!!やっぱりナンバーワンよりオンリーワン


こんな感じでしょうか。
馬鹿みたいに長くなってしまって、ここまで読み進めてくださった方はいないんじゃないかなとも思いますが、いらっしゃったら本当にありがとうございます。

 

2018.7.23

加筆 修正を加えました